これからの日本社会において自らが投資や運用を積極的に行わなければ自分自身の老後資金が危ぶまれる事は一般的な常識としてわかっていると思います。

しかしながらどのようなタイミングで投資を始めるべきかについては様々な環境によって変わってきますし、しかるべきステージで投資を行うべきだと思います。具体的にいくつかの例を挙げていきたいと思います。

人生のライフステージ別で分けていくとまずは就職をしたときになると思います。しかしながらこの状態では投資をする余裕も全くないはずなので、実際に投資をできるとしたら自社株買いぐらいしかできないかもしれません。

むしろこのステージに関しては最低限の貯蓄を行ったり保険をどのように考えるかを検討した方が良いのでしょう。

次のステージが結婚です。結婚と同時に貯蓄を始め社会的なプランを選ぶことになると思います特にダブルインカムであれば資金に余裕もあるので将来的なことを考えて貯蓄だけではなく投資を始めるタイミングとしては良いのかもしれません。
もちろん、どれだけの余裕があるかによって投資金額や投資先は大きく変わってきます。

次のステージとして出産のタイミングでしょう。出産のタイミングになると逆にお金が非常にかかります。むしろ、投資に回す資金よりもその日暮らしの資金を考えていかねばなりません。ですから無理に投資を増やしたり、始めたりすることはないかもしれません。
子供がある程度大きくなったときのタイミングで投資のタイミングになるのではないでしょうか。実際に教育資金や住宅ローン、マイカーのことも考えるとある程度の資金が必要になり、将来的にどの程度のお金が必要になるかも見えてくればそこに向かって交渉行う事はあり得ることです。

ここで注意しないといけないのは、無理に投資を行ったせいでライフプランに必要なお金が足りなくなると言うことです。まずは自分自身のライフプランを検討した上で投資に回せる資金がどれだけあるかを計算しそこから投資することをお勧めしたいと思います。

もちろん、50歳ごろ、さらには子供の教育資金が目処がついたタイミングには投資を行うタイミングになるでしょう。

むしろ、このタイミングで将来に向けて投資を行わなければ、まず間に合わないといってもオーバーではありません。
もちろん、定年後、第二の人生から投資をというのも考えられるわけですが、残念ながら老後のしきんという考え方なら遅いでしょう。